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HuRP連続企画 原文にふれて学ぶ人権・平和そして人間
人権・平和のための語学教室
  記念すべき第一回は、ルソム・テクレさんに、ティグリニャ語を教えていただきました。
ティグリニャ語は、エチオピア・エルトリアのティグリニャ人が用いる言語で、エチオピアでは3番目、エリトリアでは最も話される言語です。
始めに、日本でいう50音の表が配られ、「平和(サランム)」という言葉を教えてくれました。

ルソムさんは、「植民地問題は現在も続いています。アフリカは元々多くの種族がくらしていて、そこにヨーロッパ諸国が植民地獲得のため侵略してきました。アフリカの『国』と呼ばれるもののほとんどは、植民地時代に作られたものです。第二次世界大戦を経て、それが元で、同じ民族であるにも関わらず、国境で紛争が起きたりしています」と、アフリカが抱えている問題について話しました。

  エチオピアとエリトリアは第二次大戦後紛争が勃発し、現在もにらみ合いが続いています。 そして、未だに国境に軍隊が置かれ、国交が回復しない現状を「同じ言語で同じ民族の人たちがなぜ争うのか。同じ言語、同じ民族なら平和をつくることは難しいことではないはずです」とうったえかけました。
そのあとは、「今はタマゴだが将来鳥になる(ラブザハン・ウンカ・コホ・ナハムタ・ドルホ)」といったことわざや、「こんにちは(ケメイ・アンラフィ※男性形)」、「さようなら(ラハン・クヌ※男性形)」や、数字を教えてもらいました。
最後は全員で「ありがとう(イェカンニェル)」を言い、終了しました。
それまでまったく知らないアフリカの言語にふれ、同時にその言語を母国語にもつ人たちが抱えている苦しさを知ることができて、よかったです。これからも、いろいろな国の人をお招きして、様々な言語を聞きたいと思いました。
(T本)
エチオピア(エチオピア連邦民主共和国)
アフリカ東部の国。首都はアジスアベバ。

【第1回 ティグリニャ(Tigrinya)語】
講師:ルソム・テクレ(Rusom Tekle Kidane)さん

さまざまな言語で書かれた、人権や平和についての文章を原文で読んでみませんか?
その国の豊かな精神文化にふれて、毎回、何かひとつ言葉を覚えて帰れば、それまでと違った視点で物事を見ることができるかもしれません。
同時に、「人権や平和の尊重」のテーマは、世界共通の普遍的なものであるということを確認する機会になるのではないでしょうか。
外国語が苦手、という方も、心配は無用です。案内人がやさしく原文を読み解いてくれますので、ふるってご参加ください。
【日時】 11月29日(土) 11:00 開始

【場所】 所沢市女性センター(ふらっと)
埼玉県所沢市寿町27-7コンセールタワー所沢2階
Tel:042-921-2220 Fax:042-921-2270

【内容】
1.ティグリニャ語をすこし知ろう!
2.ルソム・テクレさんのおはなし

【参加費】 300円
もちもの:筆記用具(練習用ノートを差し上げます)

当日までに、hurpまで、参加希望のメールをお送り頂ければ幸いです。
ティグリニャ語って?
アフリカ東部のエチオピア・エルトリア中央部のティグリニャ人が用いる言語。
(参考) 主食のインジェラ
(穀物を発酵させてパンケーキ状に焼いたの)
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