第1回目は、「橋のない川」を追って――住井すゑの家・「大地のえくぼ」牛久沼に行こう
ということで、常磐線に乗って、行ってきました!
前日の予報では雨と伝えられていましたが、当日は晴れ時々曇りといったところ、大変な蒸し暑さでした。
タクシーで抱樸舎(ほうぼくしゃ)を目指すこと十数分。
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出迎えてくれたのは、すゑさんの長女、犬田かほるさん。
すゑさんが、晩年まで過ごした牛久の家の2階へと案内して頂きました。
北爪真佐夫さん(元札幌学院大学教授)は、親しかったすゑさんのこと、すゑさんと切っても切れない天皇制を元号という切り口から、また、「橋のない川」に描かれた農民の生活について、部落差別について、自分の経験を交えて話してくださいました(以下に詳細)。 |
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そして、映画「橋のない川 第一部」。
過酷な差別の日常と、その不条理、その中で生きる人々の様子と希望とが、ものすごい力で迫ってくる作品でした。
すゑさんの書斎では、直筆の原稿、蔵書、そのままになっている机(原稿用紙には「橋のない川 第八部」の文字!)
などを見ることができました。
また、書斎のガラス戸からの景色――夏の草花が元気よく茂っていましたーーこの地を愛したすゑさんの
「生活」の一部を垣間みることもできました。
犬田さんご夫妻、北爪先生、どうもありがとうございました!
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帰りがけには、牛久沼を訪れました。
5時をまわっていましたが、昼の湿気と熱気が嘘のよう。
沼をふきぬける風が、本当にさわやかでした。 |
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■プログラム
・北爪真佐夫さんのおはなし「住井すゑさんと私、天皇制と部落問題」
・映画「橋のない川 第一部」今井正監督(1969年、127分)上映
・おやつの時間:9ッキーの差し入れ! |
【?】9ッキーとは?
9型のクッキー。会員の一人のご実家のケーキ屋さんが特別に作ってくれました!
Oさん、ありがとございます。 |
・住井すゑさんの書斎を見学
・牛久沼のほとりへ
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北爪真佐夫さんのおはなし
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